2010年8月21日土曜日

YKK APショールーム

先日リニューアルされた、YKK APショールーム品川に行ってきました。


館内は完全バリアフリーになっており、ベビーカーもスイスイ。すべての窓やドアを触って、操作性や質感、色合いを確認することが出来ます。またLow-Eガラスの遮熱性能や複層ガラスの防音性能の体験コーナーなんかもあって、非常に解り易くなっています。もちろんインターネットHP上のデジタルカタログでもすべて見ることは出来ますが、とにかく商品が豊富でカタログからお目当ての物を拾い出すのも一仕事な建材だけに、実際に足を運ばれるのはとってもおすすめです。予約すればちゃんとアドバイザーが案内してくれ、フリードリンクも充実、家族連れにも嬉しい設備です。


およそ3時間にわたり、副館長様じきじきに案内して頂きました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
http://www.ykkap.co.jp/sr/shinagawa/index.asp

2010年8月20日金曜日

地盤改良

柱状改良です。ドリルの親玉がセメントを吐出しながら、掘削•撹拌して、地中に柱状の改良体(コラム)を作ります。地盤は建物の要なので、重要な行程です。



 息子を背中におぶって見に行ったのですが、予想通り大興奮しておりました。

2010年8月15日日曜日

建築ツアー

お盆休みに、今年春に長野県に赴任した父を訪ね、ひとしきり観光して参りました。

松本城

はやりお盆休みは混んでまして、入城するのに30分、天守閣までは合計2時間の長蛇の列。さすがに我が息子と嫁は志半ばで退城しましたが、私一人、天守閣まで上り、明治時代には競売にかけられ、解体の危機に遭いながらも、市川量造らの尽力により難を逃れた、別名「烏城」の黒漆塗りのそのお城の、修復大工仕事痕までつぶさに観察してきました。



 帰りに立ち寄った長野県茅野市で、建築家、藤森照信氏の「高過庵」と「神長官守矢史料館」を見て来ました。

高過庵
 TOTO出版の写真集でも穴が開くほど見ていたのですが、実際に見てると、かわいくて感激しました。日本もツリーハウスがたくさん出来るといいなと、素直に思ってしまいました。帰り道も何度も振り返ってしまいました。



神長官守矢史料館
 焼杉と土壁が新しいけど、懐かしいといった風情でありました。館内に貼ってあった茅野市美術館のポスターに、「藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築」の文字を発見。ついてるなーと、その足で向かいました。

空飛ぶ泥舟
夫婦交代で中に入って、学芸員さんの説明も聞いてきました。

 藤森氏の建築は夢がありますね。これからもルールや常識に囚われない建築に挑戦していって頂きたいです。

2010年8月8日日曜日

住まいの耐震博覧会

いつもお世話になっている木材屋さんに誘われて、東京ビッグサイトまで行ってきました。

博覧会用とはいえ、これだけちゃんと組むとなると、準備が大がかりですね。。。

世界最高水準の変換効率を誇る太陽光発電パネルHITシリーズ。 ブースはパナソニックのものでしたが、開発は三洋電機です。省エネ技術の大本命です。

ミラノサローネ2010でも好評だったパナソニック製アラウーノ。樹脂製、泡での洗浄力が売り。
タンクレスのパイオニア、INAX。ひときわ輝いていた、北京での展覧会用に作られたサティスのゴールドバージョン。中国人は金色が好きなのだそうです。
ディカプリオも日本でTOTO製のウォッシュレットを買って帰ったようですから、さらに進化したタンクレスで節水型の便器は世界最先端技術ですね。便器のアカデミー賞はどのメーカーに?!

長蛇の列だった震度7の体感ブース
天然銘木も破格で出品されておりました。次回は狙いたいと思います。

2010年8月5日木曜日

建具リフォーム

こちらのお施主様のお宅ではキッチンリフォーム、カラオケ対応防音リフォームとやらせて頂いたのですが、特に個人的にお気に入りの建具を紹介します。

ガラスは旧建具から移植。

いつもお世話になっている老舗の建具屋さんなのですが、美しい建具を経済的な価格で作ってくれます。複雑な組子、千本格子など手間とお金を惜しまなければ、キリのない世界かも知れませんが、特に写真左上の押入部の建具なんかは、シンプルでいて、通気もあり、押入や下駄箱にうってつけ。既製品には出せない品格です。