2012年8月29日水曜日

ストックホルム

「魔女の宅急便」のモデルとなったといわれる旧市街ガムラ・スタン


すべり出し窓ばかりで、
日本では一般的な
引き違い窓は、
ほとんどありません。
なぜ?











 ついにやって来ました、憧れのスウェーデン。思えば、劇団時代は北欧演劇にハマり、ストリンドベリの作品は六本木のスウェーデン大使館内での公演に出演しました。縁あって事務官の方の自宅に一人で遊びに行った事もありました。音楽もSpiral Traxとか大好きだし、とにかく気分が高揚していたので、夜の10時半に空港からホテルに辿り着いたにも関わらず、一人で中心街へ飲みに出ました。街はそこここにオープンカフェスタイルのお店が賑やかに並んでいましたが、たまたま運良くフラっと入った1軒目のDJバーで、同じく旅行中の日本人Y君に出会い、意気投合。彼はLA在住14年のグリーンカードまで持ってる強者で、ファッション関係の仕事。先月行っていたという東欧やベルリンの話が面白くて、一緒に3軒ハシゴしちゃいました。3軒目のディスコは、300人ぐらいが寿司詰め状態。ギュウギュウのバーカウンターで、1300円ぐらいする普通のなんてことないカクテル(スウェーデンも酒高いです)をクレジットカードで毎回サインしつつ購入しているキッズの姿を見て唖然としました。軽くカルチャーショックを受けつつ、僕は着いたその5時間後に成田で両替してきたスウェーデンクローネをすべて使い果たし、意気揚々と深夜のストックホルムを歩いてホテルまで帰ったのでありました。

 睡眠時間わずかながら、興奮覚めやらず朝6時から行動開始。悔しいほどに美しい街でありました。特にノーベル賞の受賞祝賀晩餐会が行われる市庁舎は豪華絢爛。言葉を失うほどの見事な広間がありました。僕の写真はいまいちなので、掲載しません。ここは是非ご自身の目で、観光で、もしくはノーベル賞受賞をされる時に!