2010年7月2日金曜日

車庫解体

長年親しんだ、車庫兼資材置き場を取り壊して、新しい家を建てることにしました。


はずしたトタンを再利用して、新しい資材置き場を作りました。



記録的な猛暑に突入しました。


バラした木材で新しい車庫を作りました。

2010年6月12日土曜日

木材産地見学ツアー

いつもお世話になっている木材屋さんに誘われて、茨城県までヒノキの産地見学ツアーに行ってきました。  

うず高く積まれたヒノキの丸太。写真はほんの一部。この会社は広大な私有林も持っており、高い環境意識を持って植林から製材まで一貫してやられています。当社もヒノキの3寸角はここのです。
チェーンソーの親玉が、皮をバリバリ剥いでいます。辺りはいい匂いに包まれていますが、すごい迫力です。
ごろごろゴロゴロと製材ラインに運ばれ、第一関門ながら、最も重要なラインへ。
この第一関門で、木材の価値を決める非常に重要な「木取り」の目安を墨付けます。木目はどうか、節はどの辺にありそうか、まさに長年の勘が物を言う作業です。
小口(断面)にチョークで入れた墨を頼りに、いざ切断。操縦は小型機関車のような可動式の台の上で行っています。
参考までに、こんな風に木取りされます。芯持ち部分は強度が必要とされる柱に、芯去りの狂いが少ない部分は建具材に。 目や節の状態により等級分けされ、値段が数倍も変わってくるので、木取りは製材の要です。

 第2関門からはまさに半オートメーションで、流れるように規格に製材され、その過程で出た端材も肥料や燃料用にチップ加工されていきます。資源を余すことなく利用する姿勢に感心です。

規格材は一旦スプリンクラーで濡らして、木材の含水状態を揃えた後、
人工乾燥室へ。中へとレールが続く3機並んだ巨大乾燥室は圧巻でした。乾燥後は検品が行われ、狂いが大きいものは撥ねられます。
最後にこのラインで強度と含水率の検査をして、JAS規格適合ならばその旨が日付と共に印字されます。オプションでマークや文字を入れることも出来ます。劣化対策等級3においても、薬剤なしで、土台•柱に105角以上が使用でき、履歴がわかる、まさにブランド檜でありました。

最後は大洗港に寄って、お土産を買って帰りました。和田さん、ありがとうございました。

2010年6月5日土曜日

マンションリフォーム

お施主様のグッドアイデアが形になったリフォーム。和室がフローリングになり、押入がパソコンスペースに!

 

杉の無垢板に、お施主様自ら、昔ながらの自然塗料である「柿渋」を塗られ、ドラえもんも、びっくりの押入となりました。壁はコーヒーの「C」型にくり抜き、形の通り、台所側から「C」内側のミニカウンターにちょこんとコーヒーが置けるようになっています。クロスも張り替えて、本当に気持ちのいい空間となりました。

当社の下小屋で埃をかぶっていたケヤキの天然無垢板もお施主様に見つけ出され、僕らも一生懸命削って輝き出しました。ケヤキ一枚板のPCテーブル、正直羨ましいです!

2010年5月22日土曜日

動物病院

2010年正月から刻み出した動物病院。工期が短く、タイトな現場でしたが、完成間近。お施主様のセンスで類い稀なるゴージャスな動物病院となりました。

階段から天井無垢板現しを見上げて。




ヤマハの豪華キッチンとお施主様が横浜で見つけてこられた鉄格子。



国産「松」太鼓梁が4本もかかる居住部分と、旦那様の夢が詰まった車庫。 太鼓梁は墨付けも刻みも、削りもすべてが手道具が物をいいます。上棟前に道路で3人がかりで仮組みして一安心。通常の2tトラックでは運べないので10tトラックをチャーターし、ちょうど職場体験で来ていた中学生も総動員で、上棟からダイナミックでありました。

全写真とスライドショーは「ピックアップギャラリー4」でどうぞ!

2010年5月20日木曜日

レンゾ・ピアノ

雑誌で面白い記事を読んだ。

日本でも関西国際空港旅客ターミナルやエルメス銀座店を設計したイタリアの建築家レンゾ・ピアノの建築事務所、レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップには、いちばん奥に本当にワークショップ(工房)があり、モデリスタと呼ばれる木工職人が働いているという。彼らはレンゾ・ピアノ本人やアソシエートアーキテクト(共同設計者)から出されたアイディアを、それが実現可能かどうか、実際に木を削りモデルをつくる。細かなところは自身の職人的経験に照らし合わせて、構造上、無理のないよう仕上げていく。出来上がったモデルを前に、設計スタッフはさらに検討を重ねる。関西国際空港の建築部品のおさまりも、こうして検証されていったそうだ。また建築模型のみならず、建築部品の原寸モデルも作るし、施工まで手掛ける場合もあるそうだ。

レンゾ・ピアノが建築の設計同様に、モデリスタの手仕事を信頼し重視するのは、先代からの建設業を受け継いだ父カルロとの建設現場体験に根差しているのかも知れない。技術を持つ手への尊敬の念。 「ピアノはすべてコンピューターで設計していると思ったって?彼が仕事を始めた1965年にはコンピューターなんてなかったさ。」と父の代からピアノ家と働いて来た老練のモデリスタは笑った。 ーLIVING DESIGN Vol.18より一部抜粋



ナショナル・ジオグラフィックで見たフェラーリの工場もすごかった。レンゾ・ピアノも風洞設備を設計したその工場は、エンジン製造にも新鮮な空気と湿度が必要不可欠として見事に緑化され、中央には小さい森まである。大規模な天窓からの自然採光も素晴らしい。市販車でもロボット化されてるのは僅かに鋳造、合金加工と塗装行程のみで、あとはすべて手作業。フェラーリレッドのつなぎを身にまとった職人達が、自分達は世界最高の車を作っているんだという、まさに誇りをもって、何百というパーツを一つ一つ組み上げていた。中でもシート縫製エリアで多くの女性が手縫いをしている光景は印象的で、スタッフのおばさんの1人が、「私、街でフェラーリを見かけると、『そのシート私が縫ったの!』と声をかけるのよ」と言っていたのが、微笑ましかった。完成した市販車は、レース車兼用のサーキットと工場外の山道で実走テストされ、合格した跳ね馬は2ヶ月待った顧客のもとへと届けられる。時速300km超、3千万円の走る芸術品。イタリアは美と職人気質が高い次元で融合している気がする。

日本も技術大国であったはずだ。ようやく住宅にもエコポイント制度が導入され、省エネの高品質建材が身近になってきた。自国の技術力に自信と誇りをもち、目先のものだけに囚われないようにしたい。そして、私たちは知恵を使って美しく、チャーミングに限りある資源をシェアできるようにならなければならないと強く思う。

2010年5月15日土曜日

ありがとうございました

およそ2ヶ月の工事も終わりを迎えようとしています。大工は毎日通うので、何ともいえない微かな寂しさを感じる瞬間でもあります。




春の訪れを感じながら始め、休憩時間にそのお庭に咲く満開の桜を眺め、その竹林からとれた大きなタケノコを賞味させて頂き、夕方からは帰宅されたお嬢様の優雅なピアノ演奏がBGMであったことは忘れられません。住みながらのリフォームは、お客様にとってもご苦労が多いこととは思うのですが、皆様本当に仲のいい明るいご家庭で、普段は黙々と作業する僕らも、朗らかに仕事することが出来ました。

我が子をあやして下さる旦那様
OK邸のご家族の皆様、本当にありがとうございました。


吹き抜けリフォーム②

耐震補強の為、追加した梁と既存の梁にもクロスが巻かれました。








 スポットライトを点灯しないでも、想像以上に明るくなりました。 

上部のサッシは既存のものですが、採光抜群!
 吹き抜け上部は手すりをつけました。3匹のワンちゃんがいるので、若干壁を立ち上げた上に、柵の間隔をすこし小さくして造作。ちなみにここの吹き抜け開口前の写真は4月29日の日記「フリースペースリフォーム」に。
お客様が探してこられたシーリングファンが花の様な有機的な造形で、最高にカッコいいので、しばらく眺めてしまいました。ライトのオンオフ、ファンの速度切り替えもリモコンで、1F部分からピッ!